置いてけぼり日記

はてなRSSに追加Add to GoogleMy Yahoo!に追加RSS Feed
「シミュレーション」と「シュミレーション」。
ぱっと見同じに見えるんだけど、後者はとてもよく使われる誤字表記。
これがどれくらい間違われているかというと……。
たとえばGoogleで検索してみると、

 シミュレーション: 12,500,000件
 シュミレーション: 2,800,000件

と、このふたつを合計すると7分の1のサイトが間違えた表記をしているくらい。
これが運営側のデータならいいんだ。
問題はこっち。

http://www.google.com/trends?q=%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%2C%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&ctab=0&geo=JP&geor=all&date=all&sort=1

これはGoogle Trendsといって、実際にGoogleを利用する人が打ち込まれたキーワードの集計を時系列に表したものだ。
上の方に書いてあるけど、7/25現在、シミュレーションが1とするなら、シュミレーションは0.64。
つまり、3分の1以上のユーザーが間違えているわけ。

たとえば、「戦国シミュレーション」をウェブサイトで宣伝していきたいとする。
そのときもちろんこの「戦国シミュレーション」という表記はページ内で使うことになるだろうが、他の可能性として「戦国SLG」なども考えられるが、誤字表記である「戦国シュミレーション」も対象にした方がいいわけだ。
一番いいのは、上記のキーワードをうまく分散させつつテキストを作るのがいいのだが、誤字表記を使うのは正直格好悪い。
だもんで、ふつうは<HEAD>タグの中にこのように表記を施すことになる。

<meta http-equiv="keywords" content="戦国シミュレーション,戦国SLG,戦国シュミレーション">

多少ヒット率は落ちるけど、「シュミレーション」にも対応したページができあがるわけである。

なんか笑っちゃう話だけど、これって結構真剣に取り組んでいかないといかんのだよね。
上記URLの県別でランキングを見ると、このようなデータがあるので注意されたい。

 「シュミレーション」が多い都道府県TOP10(7/25現在)
 1. Kagawa, Japan
 2. Kagoshima, Japan
 3. Kumamoto, Japan
 4. Wakayama, Japan
 5. Okinawa, Japan
 6. Shiga, Japan
 7. Ishikawa, Japan
 8. Hiroshima, Japan
 9. Mie, Japan
 10. Okayama, Japan

ここに該当する都道府県のユーザーになってくると、3分の1どころか同数に近付いているし、むしろ誤字表記のユーザー数が多い県もあったりする(汗)
誤字は誤字で取り込んでいけるようにしないと、得られる閲覧者も得られなくなってしまうわけである……。
ウェブサイトで宣伝してる人はぜひご一考を〜。

検索キーワードTOP20