3D描画に関するものはそろそろ当たり前になりつつあるけれど、それに加えてマルチコアに関する項目ができていた。
実際問題、最新PCをWindowsVista対応とうたっておきながら結局オンボードVGAでダメダメだったりする世の中だ、エロゲのために3Dビデオカードを導入するという層もレアだったりすものだから、たとえ「Vista対応PC以外は未対応」と強気な売り方をしたとしてもハードウェア描画よりマルチコアに頼る方が現実的なのは確かである。
自分がゲームプログラム組んでたときも、MMXとかSSEの処理性能に感動してとっとと対応させたものだしなぁ。
しかもMMX/SSEのようにインラインアセンブラなど書かなくても、マルチコアプログラミングは抜本的なロジックの見直しでそこそこいいものになるっていうのも素晴らしい。
AfterEffectsクラスのエフェクトをリアルタイムにぶん回して動くアドベンチャーゲームというのも、近いうちに出るかもしれないですなー。ちょっと楽しみ。
それはそうと本題。デスクトップPCの修理について。
結局マザーまで新調しちゃったよ ('A`)
しかもASUS → GIGABYTEにメーカー変更して、OSの入ったRAIDドライブを移植してみたりして。
これをやるために、実は3店+友人1人にRAIDに関する質問をぶつけてみた。というのも、通常のHDDと違って、RAID1というHDD2台を使って自動バックアップしながら動作させる仕組みを構築していたから。
これを行うにはRAID対応チップを搭載したマザーボードが必要だし、BIOSやOSにもそれ相応の機能が整備されていないといけない。もしかして別メーカーに移るとうまくいかないんじゃないか? という心配があったわけである。
結果としては、
- もしかしたらできるかもしれない …… 2人(10%x2)
- チップとバージョンを合わせたらできるかもしれない …… 1人(20%)
- 無理。あきらめな …… 1人(0%)
某ZONE店員にいたっては、頭ごなしにできませんと言い切っちゃう勢い。
てなわけで、最悪の結果であるOS再構築をも前提に、HDD1台とS-ATA/IDE→USB2.0変換インターフェースも一緒に買い、あらゆるケースを想定して移植に臨んでみた。
ちなみに元のマザーのRAIDコントローラはICH8R、新しいマザーはICH9R。いちおうチップメーカーは合わせたものの、バージョンはいっこ上だという(これしか無かった)。
状況はほぼ絶望のまま、作業を開始。
- ひっこ抜いたHDDをノートPCにUSB接続してNASにバックアップ。無線LANだと猛烈に時間かかるので、LANケーブル差してデュアル転送(っぽい動きするんだがどうなの?)。
- 1してる間に、PCのマザーを交換
- 1&2してる間に鏡裕之さんから電話。40MBのテキストサイトって何だ(汗)
- HDDを入れずに電源を入れる → 起動せず (´・ω・`)
- 接続をチェックしているとビデオカードにPCI Express用電源コネクタ発見 → 接続するが起動せず
- ショックなあまりしばし気絶する (´-ω-`)Zzzz
- マザーに差していない12Vコネクタ(4pin)。しかしこれに合う電源からのコネクタが無い……と思いきや、8pinコネクタが4pin+4pinでオープンゲットできるのを発見 → いったー!!!
- RAID-HDDを接続。ついにOS起動……と思いきや、RAID構築用のBIOS設定で四苦八苦する。
- OSふつうに起動する←!?
てゆっか、手元に未開封の500GB HDDがあるんですけどー? あっれ〜。
ちなみに今回のGIBABYTEマザー、ひとつ面白い特徴を発見しまして。
実はうちのPCには32bit Windowsではオーバースペックである4GB分(1GB×4)のメモリを差しているのだが、ASUSのときは3GBまでしか認識されなかったのに、GIGABYTEは3.5GBまで認識してくれた。
すげえよ、うちのPCが512MB増えたよ!
これは予想なのだけど、搭載メモリのアドレスを1ビットだけマスクして(÷2に相当)いるのだろう。こんな仕組みもあるのだなぁ。