置いてけぼり日記

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2007/10/17
以前「陽美」と書いて「ひろみ」と呼ばせるキャラを作ったことあるんだけど、後々になって知ったのだけど、どうあがいても「陽美」は「ひろみ」にはならないのである。
人名読みも含めた正しい漢字の読み方を考慮するなら、「はるみ」「ひとみ」「あきみ」。それをあえて「ひろみ」と読ませるのは、当て字という苦しい解釈になるわけだ。あっはっは _| ̄|○
変に気取ったりせず、「陽子(ようこ)」とかにしとけば良かったのかなぁ。ぶつぶつぶつ……。

という己の命名ミスもさることながら、現実の命名事情がすごいってのは以前からネットで話題になっているけど、それの斜め下をいく親の気持ちが実は反映されていない誤字名前があるそうだ。
http://news.ameba.jp/2007/10/7848.php
http://anond.hatelabo.jp/20071014161917
「恥子」「翁」は無いよな。ただでさえ、別の読み方で変なのを見つけるとそれがいじめのネタになる小学生世代が、漢字からして駄目なのはいじめどころか一生の汚点になる勢い。

おそらく、こんな事情が考えられる。
今は辞書を引かなくても、PCだのケータイだので漢字変換しながら名前を考えることができる。これを否定するわけじゃないが、漢字変換は漢字の意味が出てこないので、気付かずにとんでもない字を振ってしまうのだろう(→「翁」とかね)。
それともうひとつ。PCやケータイで表記される漢字は、ピクセル数が少ないものほど略字を更に崩したデザインで表記されていることがある。
しかも小さい字で表記されていると、漢字を読み取る側が認識を誤ってしまうケースが往々にしてあるのだろう(→「聡子」のつもりが「恥子」)。

しかし「恥子」はある意味いい名前とも言える。「醜名(しこな、しゅうめい)」といって、悪い言葉で表記するほどその人を強く見せられる、または魔除けとして名付けるという風習があるそうだ。
「恥子」なら、「どんな窮地に立たされてもどうどうとしていられる子に」という願いを込めて、あえて醜名にしたのかもしれない。
ただ「醜名」は、現代では「四股名」といって力士の名前を差す意味であり、つまりは芸名だったりするので、通常の人名で使うルールでは無いかもしれない。

そんなうんちくはともかく。
これはたまらないよねぇ> http://anond.hatelabo.jp/20071014161917
もし子どもが語学方面で賢くなってしまったら──いや、中高生レベルの学力でも十分だろうが、字の間違いに気付いたときのショックは大きそうだ。
醜名という解釈にもできない、親御さんの知識ミスによる名前は、もうお気の毒でしたというしか……。
「汐朱(しあん)」で思い出したのだけど、フレンチキスって本当は「舌を絡める濃い口付け」という意味なのだけど、「あいさつ程度の軽い口付け」として使われることがたんまりとある。そういった周知の間違いがある以上、「汐朱(しあん)」「聖夜(いぶ)」という名前はある意味現代の事情に則った正しい名前なのかもしれないね(笑)

しかしだーね。
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/baby/1192151332/n3
ネタという可能性もあるけど、これは切ない (;´Д`)

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