置いてけぼり日記

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サマーソルトキックからさらにローキックへとコンボ攻撃がつなげられるアクションスターはこの人しかいないでしょうなー。
トニー・ジャーには、着地する瞬間の隙というものが無いのかもしれない。
てなわけで昨日、「トム・ヤン・クン!」のDVD見た。
タイ人って中国人をああいう風に見てるんだなぁ……じゃなくて(笑)、肘打ち膝蹴り凶器にし過ぎ、骨バキボキ激しく痛過ぎ。
香港アクション(リー除く)だと格闘ゲームと同じでHPを0にするのが勝利条件なわけだけど、こちらは骨折させて戦意を喪失させるのが勝利条件であると言わんばかりに向かってくる敵をバキバキボキボキ骨折させる&○○○をものすごい勢いで斬りまくっていく……もうね、効果音がすんごい痛い(涙)
前作「マッハ!!!!!!!!」は、どこまでジャンプするんだよとばかりにとんでもない飛距離を見せていたけど、今回のアクションはむしろ回転技か。とにかく回る。すごい勢いで。
しかし、主人公を弱く見せる方法が前作よりなってない。棒立ちになっているトニーをただ吹っ飛ばすだけなので、いまいち説得力に欠ける。手抜きで戦っているように見えてしまい、怒りでパワーアップしてもいまいち燃えない。これはマイナスかな。
相変わらずアクションさえ見られれば満足な映画なんだけど、ストーリーは「マッハ!!!!!!!!」よりキツイ。前作の、見ている人置いてけぼりで唐突に起きる悲劇では無く、きちんと伏線を置いていった上で起きる展開なので、結構やるせないものがあったりして。人によっては泣くかもしんないねぇ。
この手の映画には珍しいタイプのラスボスだったし、最後まで予定調和無く進んでいくので、ストーリーものとしても結構見られるようになってきた。まだ「ダイハード」なんかには劣るけどね。
しかし、ザンギエフ(by ストリートファイターII)軍団相手に戦うシーン……あっこはビジュアルだけでも圧巻。
とにかく相手がでか過ぎて(トニーが小さいだけかもしれんが)、ザンギエフにぼこぼこにされるトニーが痛過ぎ。

次回は「デスレース2000」でお会いしましょう。サヨナラサヨナラ(笑)

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