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■ 2007/1/28 : 元祖ラストサムライ「SFソードキル」
すんごい久しぶりに、「SFソードキル(原題:GHOST WARRIOR)」を見た。
映画好きな知り合いとの間では、藤岡弘、といえばこの映画をネタに出すくらいお互いの共通フェイバリット。
ハリウッド映画で初めて、真の侍を描いた映画である。
SFという文字が付いているが、SF的要素はほぼ冒頭のみ。400年前に氷漬けになっていた侍が現代で発見され、蘇生により生き返ってしまうって部分だけなので、SFが得意じゃない人でも頭こんがらからずに見られるはずである。
設定は結構ぶっとんでいるものの、実はこの映画、下手な時代劇よりも本格的でかつハードボイルドな侍が描かれていたりする。
これも、藤岡弘、のおかげ。当初の台本が余りにも無茶苦茶だったため、藤岡が粘り強く侍を語って聞かせたかららしい。
今見てもおもろいよこれ。
以前に見たときは、米国女性とロマンスがあったような気がしたのだが、どうやら自分、別の映画と勘違いしていたみたいだ(「ターミネーター1」か「ヒドゥン2」あたりかな?)。タガ・ヨシミツ(漢字分からんの)は、あくまで愛妻命。400年前に救えなかった記憶を現代も引きずり続け、同じシチュエーションによる危機に遭遇した瞬間フラッシュバックする……というお約束もいい感じであった。
ここだけの話、このネタをいつか自分の作品でも……って思っていたんだけど、「十兵衛ちゃん2・シベリア柳生の逆襲」でいち早く使われてしまい、とても悔しい思いをしたものである(笑)
関連タグ: 映画 SF
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